●ラントシュタイナー(1868〜1943)


オーストリアの血液学者でウィーン生まれ。
血液型(ABO型とMN型)の発見は輸血の安全実施ならびに免疫学の発展に貢献した。
   ・1891年:ウィーン大学を出て病理解剖学を研究した。
   ・1900年:ABC型(現在のABO型)の分類を確立
         1865年ランドイズが報告した「動物の血が人間に入ると、血管中で凝縮してヘモグロビンが遊離する」
         現象に注目し、人間同士の輸血でも同様の事が起こる事を指摘。
   ・1909年:ウィーン大学病理解剖学員外教授となる。
   ・1922年:ロックフェラー医学研究所に招かれニューヨークに移る。
   ・1930年:ノーベル賞を受賞。(血液分類の業績に対して)
   ・1940年:血液中のRh因子を発見した。


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